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シンガポールのインターナショナルスクール事情、来た時は、小学生&中学生だった子供達も大学生と高校生になってしまったシンガポール在住ウン年目の駐在生活のなんだかんだをぽちぽち書いています。


by singaporemerengue
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私のもう一つのブログに書いた記事をこちらにもまとめようと思います。
上の子が大学受験の時(2016年)に書いた記事を基本に書き足してみました。

**********************

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宮殿の様なアメリカの大学のキャンパス

上の子は2017年にシンガポールのインターナショナルスクールを卒業し、アメリカの大学に進学しました。これを書いたのは、ちょうどそのApplication Processの真っ最中でした。

シンガポールのほとんどのインターナショナルスクールで、IBDPを履修しているG12(Y13)の子供達は新学年が始まってすぐの今の時期(9月、10月、11月)くらいが一番忙しいです。EEのドラフトやらIA(International Assessment)やら、なにやらかにやら。そこへ持って来て、アメリカの大学のEarlyで出願する場合は、同時進行で大学のApplicationの用意をしなければなりません。

勉強しなくて、見ていてイライラした上の子ですが、さすがにこの時期は毎晩遅くまで机に向かっていました。
(ついでに言うと、イギリスもオックスブリッジを受験する場合は、10月末が締め切りで、これもまた忙しいです。)

主人はもちろん経験しているアメリカの大学受験ですが、日本の大学受験の経験しかない私には、上の子のアメリカ大学受験を見ていて、やっとなんとなく概要がつかめた気がします。

アメリカの大学受験、まず願書の出し方が一つではなく、

Early Decision(10月末ごろ締め切り。結果は12月中旬ころからわかる)
日本っぽく言うと、「専願」。他に願書を出しても良いけど、合格したらその大学に行かないとなりません。このシステムを採用している大学としないない大学があって、どうしても行きたい大学がこのシステムを採用していたら、これで出す方がいいらしいです。

Early Action(10月末ごろ締め切り。結果は12月初旬~2月ごろわかる)
早く願書を出すけれど、合格しても辞退も出来る。高校の成績やSAT、ACT、TOEFLなどの点数が出願の時点で良い点数が取れていて、その上各大学へのエッセイも書き終わっていたら、これで出した方が合格率がちょっと高いと言う話(そうとも限らないと言う噂もある)。人気の学部はのEarly Actionで埋まるから、行きたい大学・学部が決まっていたら、これで出す方が良い、とうちの子供は大学見学の時に言われたらしい。

Regular Action(締め切りは1月末ごろ。3月末から4月に結果がわかる)
一般的な受験。

ここまでは私もApplicationを出す前になんとなくわかっていましたが、まだ10月も終わらない頃、アメリカ時代のママ友と連絡を取る事があり、話をして行くうちに、

「うちはもう、一校合格でたの」

と言われて、

「え?そんなのあるの?」

と聞いたら、

Rolling Admission
ってのもあって、これはどうやら、願書が届いた順に合否が決定されるらしく、8月末には願書受付なので、早い子は10月ごろには合否がわかる、と言うもの。

なんで、こんなにいっぱいあるんだ!と驚きました。

今は、日本の大学受験もAOとか推薦とかいろいろあるらしいので、同じかも知れないですね。

うちは上の子はアメリカだけですが、同級生の多くはアメリカ、イギリス、カナダ、そして自国の大学受験をしたりするので、その都度違うから本当に大変じゃないかと思います。

日本の帰国生受験も9月入学と4月入学とあるので、これまた時期が違いますから、この辺りもスケジュールを子供がきちんと把握していないとなりません。

小学校受験は親の受験
中学受験は親子の受験
高校、大学受験は子供の受験

と言われてるので、親がどうこう出来る事はないですし、したいとも思いません。でも、何がどうなってるのかくらいは知りたいのが親心なんですが、子供は必要最低限の事しか言わないので、「え?何、それ?」って言うのがほとほと多い我が家の受験模様です。

あぁ、疲れた。

ほとほと疲れた、上の子の受験でした105.png

オマケ
有名なフルブライト奨学金のサイトの「留学に必要な用語集」。
大学受験用語網羅されててハンディです。


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# by singaporemerengue | 2019-09-19 10:58 | アメリカ大学受験 | Comments(0)
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過去3年程、毎年この時期にISS International School of Singaporeで、日本の大学がシンガポールでJapanese University Fair を開催しています。

私達が2011年にシンガポールに引っ越しして、その次の年の2012年には”Global 30"と言う文科省肝いりの、外国人留学生を日本へと言うのがあり、日本からもたくさんの大学が来て、日本人会で説明会があったのですが、その年以降はパッタリ無くなってしまいました。

なので、帰国子女受験を考えているご家庭は、各自一時帰国の時などに各大学のオープンキャンパスなどに行って情報を得るか、学校へ来てくれる大学(インターナショナルスクールへ説明に来る大学もあります)の説明を聞くしか方法はありませんでした。

しかし、オープンキャンパスに行っても、ほとんどが日本の高校生向けなので(当たり前です)、帰国子女受験の事を聞いても「???」な事が多く、結構がっかりして帰って来る事もありました。

なので、ISSが開催してくださるこのJapanese University Fairは、たぶん大学側はシンガポール人の学生が欲しいとは思いますが、シンガポール在住の日本人生徒で、日本の大学へ進学を希望している子供達にはとてもありがたいイベントだと思います。

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基本的には日本人の帰国生ではなく
シンガポール人の学生やインターナショナルスクールに通う日本人以外の生徒獲得がメインです
それでも、日本語での大学説明会も順次行われていました

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早稲田大学のこのボードはわかりやすかったです
英語プログラムの学部は知っていましたが
英語プログラムの大学院、博士課程はどんなのがあるかは、知りませんでした

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立命館大学のオーストラリアの国立大学とのDouble Degree Program
早稲田大学と立命館大学は、65の大学が世界中から集まった
Singapore Lion City High School Fair(Tanglin Trust School)
で、シンガポール内のインターナショナルスクールを回るそうです


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京大も英語プログラムをはじめました
でも、残念な事に「日本国籍」を持っているとApply出来ません
「うちは帰国子女はいらないよ。外国人留学生が欲しいんだよ」
と、はっきりしています
他の国立大学が日本人帰国生にも門戸を開いているのになぁ
とは思いますが、まぁ仕方がありません


インターナショナルスクールには、カレッジ・カウンセラーとかユニバーシティ・アドバイザーなどの名前で、進学相談をしてくれる部署がありますが、日本の大学への知識は欧米豪の大学に比べると非常に少ないです。

4月入学であれば、卒業後に予備校などに行けば、それこそ素晴らしい量の情報とノウハウを持っていますが、英語プログラムの9月入学に関しては、「自力」でするしかありません。

なので、このイベントは日本の大学への9月入学を希望する子供達には(親にも)、とてもありがたいイベントだと思います。私はISSと日本の大学とのつながりなどは一切わかりませんが、これからもずっと続けていただけたら、と思います。



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# by singaporemerengue | 2019-09-16 11:45 | 帰国子女大学受験 | Comments(0)
海外在住者が集まるFBのグループや、昔は活発だった海外在住ママ達の「掲示板」などでは、子供の日本語保持が話題にあがり、その都度議論されるのが、

「では、バイリンガルの定義ってなによ?」

両言語(この場合は日・英語)を流暢に話し、両言語で読む事も書く事も出来る。日本語能力試験のN5を持っていて、TOEFLも120点満点。

これでバイリンガルと文書で証明出来るのか?と言うと、日本語能力試験もTOEFLも”あくまでも外国語としての日本語、英語”の為なので、厳密にはバイリンガルとは証明出来ない。(もちろん実務的にはじゅうぶんです)

今のところ、国際バカロレア機構が出している、この「バイリンガル・ディプロマ」のみがバイリンガルを証明する事が出来る書類、と聞いた事があります。

IB機構の定める”バイリンガル・IBディプロマ”取得は、

”バイリンガルIBディプロマは、以下の規準のいずれかまたは両方を満たした志願者に授与される。
a. グループ1で2言語を選択し、その両方で「3」以上の成績を取得した。
b. グループ1の選択言語とは異なる言語でグループ3か4の1科目を修了し、グループ1の選択言語とそのグループ3か4の科目の両方で「3」以上の成績を取得した”(一般規則・ディプロマプログラム より引用)

となっており、要するに、

1.「母国語としての言語」を2つ取るか、
2.「母国語としての言語」を1つとり、カテゴリー3の社会科群か4の理科群のひとつを「母国語としての言語」で取った以外の言語(この場合は英語)で取る。

と言う事になります。

日本のインターナショナルスクールはもちろんですが、シンガポールのインターナショナルスクールの多くも「Japanese A」と言われる、「母国語としての日本語」を開講している学校が多くあります。少し前はIB日本語を教えられる先生が少なくて、いろいろ大変でしたが、最近は先生も増えて、落ち着いて来た様子です。

なので、多くの日・英語が「母国語としての言語」のお子さんは、

・English A
・Japanese A

と、取ります。

・Japanese A
・English B(外国語としての言語)
・(例えば)Biology(英語)

と言う形で取るお子さんもいらっしゃいます。

いづれにしても、海外で育っているにもかかわらず、日本語での学習能力がある程度必要になって来ます。そして、それを海外で保つのは非常に大変な事だと思います。

シンガポールはラッキーな事に、日系の塾もたくさんあるので、日本語での学習力を保持する事も努力次第でどうにかなります。

一方、日本で日本語IBディプロマを履修する場合、「English A」を履修出来る学校がどれほどあるのかわかりませんが、履修科目をサイトに挙げている学校のほとんどが「English B」しかありません。Japanese Aを取っても、社会科群、理科群の科目も日本語での授業となると、日本語でのIBDPの場合はバイリンガルIBディプロマを取るのは、今はちょっと難しいかも知れません。

しかし、日本語IBDPを最初に取り入れた仙台育英高校では、English Aも開講しています。こちらの学校はアジア圏からの留学生もいらっしゃるみたいなので、だからなのかも知れませんが、すごいですね。東北地方に戻る帰国子女のお子さんにも良い学校ですね。この様にEnglish Aも開講する学校が増えると日本語IBDPでもバイリンガルIBDPが取れるようになりますね。

日本にあるインターナショナルスクールや一条校で英語のIBDPを開講している学校は、日・英語でのバイリンガルIBディプロマ取得率が高いです。

IBDP Subject Results 2018 IB Diploma results for the class of 2018:29 seniors pursued the IB Diploma, and 12 of those received Bilingual diplomas. The OIS IB Diploma pass rate for the class of 2018 is 100%, with the average IB Diploma score
of 36. The highest point awarded to a candidate was 44.
(大阪インターナショナルスクールからの引用)
29人受けて、バイリンガルIBディプロマ取得者が12人。30%以上の割合です。世界平均を大きく超えています。

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UWCSEAのWeb Site から引用

IBディプロマ合格率が99.7%と言うシンガポールのインターナショナルスクールでも、バイリンガルIBディプロマを同時に取得する生徒は17.9%。
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世界平均も22.7%と言う数字
それでもIBDP取得者の5人に一人がバイリンガルディプロマを取っている事になります

シンガポールのインターナショナルスクールは、外国人の国籍も多様なので、Language A(母国語としての言語)はフランス語、スペイン語、中国語、日本語はもちろん、かなりの種類の言語を開講する学校が多いです。

この「バイリンガルIBディプロマ」と「IBディプロマ」と一緒に送付されて来た時は、結構感慨深かったです。アメリカのプリスクールで、言葉(英語)が遅いから日本語を話すのを控えた方が良いと言われたり、日本の塾の宿題を泣きながらやらせたり、いろんな事を思い出しました。

「外国に住んでいるのに日本語教育に熱心なのは、親のエゴ。英語でこの先教育を受けるのであれば、英語に重点を置くべき。たいした大学へ行けない。」

と言われた事もありました。

日本やシンガポールで就学期間のほとんどを過ごす事が出来たのが、とてもラッキーだったとも思います。たぶんあのままアメリカの地方都市で子供時代を送っていたら、この結果は無かったと思います。

上の子が言うには、「日・英語両方が母国語で良かった事は、両方の親戚とちゃんと深く付き合える事」だと言っていました。我が家のバイリンガル教育の発端は「夫と私の両方の親と意思の疎通が出来る事」から始まったので、「日常会話が出来る」レベルではなく、文学や時事問題など、知識があればそれをどちらの言葉でも話せるようになれたのは、この「バイリンガルIBディプロマ」と言う目標があったからだと思います。

上の子の同級生のひとりは、日本の大学の英語プログラムに進学したのですが、

「バイリンガルを極めてみたい」

とも言っていました。多くの日本の大学の英語プログラムは日本語での授業を受講出来るだけの日本語能力があれば、一般の日本語での授業も受ける事が出来ます。上限はありますが、単位にもなります。大学レベルの授業を英語と日本語で受ける事が出来ると言う事は、同級生が言う通り「バイリンガルを極める」事になるのかも知れません。

長くなりましたが、国際バカロレアDPにはそう言うオプションもあるよ、と言うお話でした。



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# by singaporemerengue | 2019-09-09 18:36 | IBDPについて | Comments(0)
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ずっと放りっぱなしになってしまっております、こちらのブログ。前回の記事は去年の6月でした105.png
そうこうしているうちに、上の子は大学に行ってしまい、下の子も高校生。
そして、我が家はなんとシンガポール生活9年目に突入しました。

2013年に、禁断の話題・IBプログラムについてで書いた時には想像もしていなかった勢いで、日本の国際バカロレア熱は上昇して、あっと言う間に「日本語での国際バカロレア」も認定され、2020年までには日本国内でIBDPが取得出来る高校を200校に増やす!と、すごい事になっています。

私は一介の保護者で、IBDPの事をよく知っているわけではありませんが、IBDPとバイリンガルDPの両方を取得した子供と、現在進行中で履修している子供がいるので、保護者の視線でなんとなく忘備録も兼ねてまた、書いて行きたいと思います。
お付き合いいただけたら、嬉しいです101.png

「日本語での国際バカロレア・ディプロマ」

最初に聞いた時は、

「日本語でIBDP?なんの為に?」

と思いました。

日本語IBDPで初の合格者(2017年)でも書いた様に、ちょっと違和感を持ったのは日本でのIBDPの紹介のされ方でした。
日本語のIBDPでも、それさえ取ればハーバードでも行ける。英語力の事や点数の事にはほとんど触れられていない内容の記事が多かった気がします。

しかし、今回文部科学省IB教育推進コンソーシアム・国際バカロレア認定のための手引き(長っ!)を読むと、学習方法が素晴らしいので日本の教育に取り入れる事。そして手引きの中では、前回もこのブログで書かせていただいた、日本での国際バカロレアの第一人者の大迫先生も、
”日本語で IBDP が実施できるようになったことで、日本全国の高校生にとって世界で通用する国際的プログラムを学ぶ機会が一気に広がりました。一人でも多くの日本の高校生がこの機会を生かして、世界に飛び出し、心の奥深いところで世界の人々とつながっていってくださるようにと強く願っています。”
と、IBDPの学習の良さが凝縮された内容と同時に、

”(但し日本語 DP を学び海外の大学に進学したい場合はそのための英語力を磨いておく必要はあります)”

と、日本語IBDPだけではダメだよ、とはっきり明言されています。

海外の大学へ進学しなくとも、今までの日本の教育とはかなり違う方法で、お勉強をする事は、きっと日本の子供達もとても楽しいのではないか、と思います。私が高校生の頃にIBが日本にあったら、これで勉強したかったな、と思います。

我が家は結構な「IBDP推し」な家なので、どうしてもIBDP贔屓な内容になってしまいますが、ご容赦下さい105.png

例えば、うちの上の子はあるスポーツを熱心にしていました。高校進学(G9になる時。日本の中3から高校がはじまります。高校が4年間)の際、そのスポーツをする為にアメリカの寮がある高校に進学するかどうか、結構真剣に悩みました。

そのスポーツも出来て、寮もあって、IBDPも取れる。

そう言う学校がありませんでした。アメリカではまだまだIBDPはAPと同列で、Diplomaを取るコースは少なく、ほとんどが得意科目”だけ”をIBで取る、と言うのが主流です。

学校で翌年から始まるIBDPの説明を受けていた上の子は、IBDPを取るのを楽しみにしていたので、結局そのままシンガポールのインターナショナルスクールに残る事にしました。

特にシンガポールのインターナショナルスクールの多くは、とても多くの履修科目を用意しているので、それもシンガポールのインターナショナルスクールに残った大きな理由のひとつでした。

日本語でのIBDPはまだまだ始まったばかりです。これから履修出来る科目などが増えて行くと良いですね。
履修科目などについては、また別に書きたいと思います。

# by singaporemerengue | 2019-09-07 13:13 | IBDPについて | Comments(0)

今では関西学院大学の附属となっている、元千里国際学園中等部・高等部や同志社国際学院などの創立にかかわり、日本での国際バカロレア発展に大きく寄与され続けている大迫先生。

いつかはお話しを聞いてみたいと思っていましたが、なんとシンガポールで講演会が開かれ、念願かなって行って参りました!

今回は2018年4月に開校されたばかりの、「Chiyoda International School Tokyo」の説明会も兼ねての講演会でしたが、2020年に大きく変わるとされている日本の教育の事、そして国際バカロレアの事、柔らかい口調ながら先生の信念が伝わる講演会でした。

ずいぶん前にも、禁断の話題・IBプログラムについてで書いたのですが、私は国際バカロレア、特にディプロマプログラムは少し宗教めいた部分があるんじゃないかと常々思っています。

2年間のハードなプログラムは、その過程で学ぶ事に大きな意義があるのであって、決して高得点を取る事や有名大学に入るのが目標のカリキュラムではない、と思うのです。

しかしそうは思うものの、実際自分の子供達に大学進学が迫って来ると、そんな事は言ってられないやっぱり点数取らないと、と凡人母は思ってしまいます。

そんな時に大迫先生のお話しを聞かせていただいて、本当に良かったです。
IBDPと言うプログラムで勉強する事の大切な部分はどこか、と言うのがよくわかりました。

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優しい口調で丁寧に説明して下さる先生

今回開校された、Chiyoda International School Tokyoはまだ小学校だけですが、来年度からは中学部、高等部も開講するそうです。最後の2年間で履修する国際バカロレアディプロマプログラム(IBDP)で、しっかり勉強が出来るように責任を持って指導していく、しかし、

「IBDPで高得点を取る為、有名大学に入る為ではない。」

とおっしゃっていました。

最近日本でよく目にする、「IBDP=有名大学へのパスポート」の様な印象を静かな口調でぶった切っていただいて、やはりさすがだと思いました。

日本の教育改革に関してのお話しもあったので、日本人学校の先生もいらしてました。
2020年に変わると言うことなので、私はこの講演会は日本人小学校・中学校に通う保護者の方には非常に有益なものだったのではないかと思います。とてもわかり易く説明していただきました。

大学入試の方法も2020年以降変更されるそうですが、帰国子女受験やIB入試は毎年チョコチョコ変更されるので、インターナショナルスクールやローカル校に通っている子供達よりも、このまま日本の教育を受けて日本の大学受験をする子供達の方に大きな影響があると思います。

ところで、大迫先生は現在武蔵野大学の国際教員養成コースで教えてらっしゃいます。

私はこの大学の事はよく知らなかったのですが、IBをはじめとする、これから必要でと思われる国際的な教員(うまく表現できませんが)を養成する為のコースのようです。詳しくは こちら

そして、附属高校が「千代田高等学院」でIBコースがあり、そして今度新しく開校した「Chiyoda International School Tokyo」もIBの候補校になっています。

武蔵野大学グループで一貫されているんですね。他にも都留文科大学国際教育科と言う大学でも教員養成の為に教鞭を取られています。

私も自分の子供がたまたまIBスクールに入り、将来IBDPを取る事になったので、興味を持ちいろいろと調べたりしましたが、その時には日本でIBDPがこんなに広がるとは思いませんでした。

これからどの様になって行くのか、とても楽しみです。


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# by singaporemerengue | 2018-06-04 17:08 | IBDPについて | Comments(0)
2017年も好成績を上げたシンガポールのローカルエリート校

この時期の風物詩的なってしまっている、秋に行われたIBDP(国際バカレロア・ディプロマ)の最終試験の発表。
Anglo Chinese School(Independent)は、なんと平均点が41.6点(45点満点)、45点満点合格者が27人で、40点以上が受験者全体の84.7%で、2006年からIBDPを導入して以来最高の成績だったそうです。本当にすごい学校ですよね。詳しくは上の参照記事をクリックしてみて下さい。

今までよりも満点合格者が減っている気がしますが(確か去年は40人以上満点がいた気がする)、40点以上が85%近くなんて、これもすごい事だと思います。

シンガポールのインターナショナルスクールで、IBDPの成績が平均して一番良いと言われているUWCSEAも2017年度は「とても優秀だった」と言う話を聞きましたが、それでも平均点は36.9点です。毎年書いていますが、世界平均点が29.8点ですから、UWCSEAの平均点だって素晴らしいと思うのですが、いかんせんとにかくシンガポールのローカルエリート校はすごいです。

で、この話になると、

「でもローカル校は、出来る生徒しかIBDPを受けさせない」
「点数を取る為に科目選択をする」

と言う意見も出て来ます。

私の数少ないローカルのお友達の息子さんが、このニュース記事の中に出て来るシンガポールのエリートローカル校に通っていましたが(セカンダリーが終わった時点でジュニア・カレッジは違う学校へ進学した)、

「ジュニア・カレッジではIBDPを取るの?」

とママに聞いてみた事があるのですが、(ちなみにママはNUS卒)、

「え?IB?うちの子は無理よ。取らせてもらえない。あれはトップ何十%かの優勝な子達だけしか受けられないの。」

と言っていたので、この噂はあながち嘘じゃないのかも知れません。

「点を取る為に科目選択をする」

これは、ある意味当たりまえの事なのですが、IBDPの勉強と言うのは「高得点を取る」のが目的ではない部分があるので、点数ばかりにこだわるのは、ちょっと違うんじゃないかな?と思う人が多いのではないかと思います。まぁ、私もそうですが。

ただ、希望の進学先が「点数重視」の国であれば、それも仕方がない話です。受験には「傾向と対策」(懐かしい響き)がMustですから。

いくら「点を取りやすい科目ばかり取った」とは言え、40点取るには、「各科目は最低6点で、そのうち一科目以上が7点で、TOKとExtended Essayも3点取れてる(これが1点や2点なら、最低3科目は7点)と言う事なので、簡単なレベルにしたとしてもすごい事だと私は思います。それが受験者数の85%って...。

イギリスのオックスブリッジやアメリカのハーバードやイェールなどのアイビーリーグのトップ校出願の最低レベルがこの「40点」と言われます。これらの学校からの進学実績などはわかりませんが、世界のトップ大学へ願書を出せる生徒がほとんど、と言うこの学校は本当にみんなどんだけ勉強出来るんだろう?と毎年思います。

そう言えば少し前に、

「空気を吸うように勉強する女子たち」

と言うタイトルが付いた、女子の最難関、桜蔭中学・高校の記事がありましたが、きっとどこの国でもお勉強が苦にならない子達は、「空気を吸うように勉強する」のでしょうね。

とにかく、お疲れ様でした!
オックスブリッジに願書を出す子供達は9月中旬の時点で、Predict Score(予想点)で願書を出していると思います。みんなに良い結果が届くように祈っています!


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# by singaporemerengue | 2018-01-10 19:14 | IBDPについて | Comments(1)

日本語IBDPで初の合格者

文科省が推進している日本語のIBDP。今年初めての合格者が沖縄と仙台の高校から出たそうです。

日本語IBDPと言うのは、English以外は全て日本語で履修できると言う事ですが、初年度の今回、どれだけの科目が日本語でとれたのかが定かではありません。ひょっとしたら「一部日本語」と言う事ですので、6科目のうちの何科目かは英語だったかも知れません。

新聞記者の方も、たぶんIBについてはよくご存知ないので、詳細まで詳しくは書かれていないので、わからないのです。

毎回思うのですが、日本でのIBDPについての記事には必ずと言っていい程、

「欧米のトップ大学への入試資格」
「ハーバードも採用している入試資格」
「アイビーリーグへの切符」

など、IBDPを取ればアイビーリーグやオックスブリッジに入れる様な記述に違和感を覚えます。ご存知のように、IBDPを取るだけではアイビーリーグには入れません。最低でも45点満点中40点取れないとその土俵にもあがれません。世界平均30点ですから、かなり優秀ではないと受ける事さえ学校から推してもらえません。

IBDPを取らなくても、今までも日本の普通の高校からアイビーリーグに入った子供達はたくさんいます。若い頃友達が、

「ハーバード行きたかったら、校区で一番ランクの低い高校に行って、英語だけ頑張ってSATとTOEFLで高得点取って、学校の成績でトップ取るのが一番の近道だよね。」

こんな事を言っていましたが、実際、これが通用するのかどうかはわからないですが(アメリカの大学のアドミッションはかなり深く見るので、日本の高校のレベルも把握していると思われます)、別にIBDP取らなくてもアイビーリーグに進学する日本の高校生はいるわけです。

今回日本語のIBDPを取得された生徒さん達は、日本の勉強とはまた違った勉強方法だったと思うし、少なくともEnglish Bは取らないとならないので、TOEFL iBT90点以上は取れる英語力があると思うので、とても頑張って素晴らしい事だと思います。

でも、私は日本語IBDPを推進するのであれば、日本の大学がIBDPを取得した生徒たちに、その趣旨を理解してIB入試の門戸を広げてもらいたいと思います。

去年の夏、お友達がIB入試を実施している日本の国立大学に見学に行った際感じた事は、

「なんか、全然IBの事をわかってない感じ。文科省に言われて仕方なしにIB入試をしている、って感じがした」

と言っていました。まぁ、それは日本だけではなくて、アメリカの大学も別にIBじゃなくても良いって言うのは同じなのですが。日本でも岡山大学などはGlobal 30の時からIB入試には前向きに取り組んでくれていて、IBDPの意義みたいなものを理解して下さっていると思います。でも、そう言う大学はごく少数な気がします。

IB入試も「日本国内の学校でIBDPを取得した者に限る」と言う条件があったと思えば、「日本語B(外国語としての日本語)で6以上」など、日本人でIBDPを取得した生徒対象なのか、留学生対象なのか?日本語での大学の授業について行ける能力を問うのであれば、日本語A(母国語としての日本語)取得も条件にする方がいいんじゃないかと思うのですが。

国立大学が「IBDP38点以上。数学、物理はHL履修」とハードルをかなり高く上げていると思えば、そこそこ優秀な私立大なのに「IBDP26点以上」とか、これまた異常に低い点数をあげていたり。なんだか大学自体がよくわかっていなくて、てんやわんや状態っぽいです。

はじまったばかりですが、高校生がいくら頑張っても受け皿の大学がなかったら困るので、頑張ってもらいたいと思います。



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# by singaporemerengue | 2017-01-23 00:29 | IBDPについて | Comments(2)
大方の予想を裏切って大統領選挙に勝利したトランプ氏。

アメリカ各地で反対デモが起こり、暴徒化した人達も出て来てカオスな様子をテレビが伝えています。トルコに至ってはトルコ、アメリカ渡航者への注意喚起も出しています。「渡航注意」を出される先進国って、いったいどこが先進国なの?と思ってしまうほどの状況の今のアメリカ。

NYC市長がこんな事まで言ってしまう状況。

アメリカに縁もゆかりも無ければ、「しばらく旅行に行くのはやめておこ~」くらいで済みますが、アメリカへの大学進学を考えている我が家はそうもいかず、人種差別のニュースを見るたびに、母親としては心配が募ります。もちろん、当の本人は気にする様子もあまりなく、

「学校ではジョークで、カナダへも願書ださないと!とか言ってるけどね。」

くらいの反応です。

この大統領選挙のずいぶん前に、子供達とアメリカの大学に行く事、アメリカに住む事について話をした事がありました。

ここのインターナショナルスクールにいると、たくさんの人種いろいろな宗教・習慣が存在する事は意識しないでも、自然に習得します。そして、それぞれを尊重するのが自然の流れになっています。他民族・他宗教国家のシンガポールに住んでいる事も大きい意味を持っていると思います。

でも、それは実はかなり特別な事であって、これがアメリカの大学に行ったら様子は全く違うから、人種差別もされるかも知れないし、嫌な思いもするかも知れないし、どこにでもそう言う人たちはいるから人を良く見て「君子、危きに近づかず」だよ、と。

私が初めてアメリカで暮らしたのは80年代。
渡米する前に、

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今、考えるとずいぶん偏ってはいたとは思いますが、こんな本を読んで行ったので、「まず最初に差別ありき」と思っていました。でも、最近のアメリカは「ポリティカリー・コレクト」にがんじがらめになって、表面には出ていなかったので、アメリカ生まれとは言え、小さい頃にアメリカを出てからは年に数回アメリカで休みを過ごすくらいのうちの子供達には、あまり理解出来ない事だと思います。

今回、この「ポリティカリー・コレクト」と言う見えない糸がブチ切れて差別行動に出る人たちが暴れてる、と言うのが私のイメージです。

しかし、これもニュースでよく表現される「労働者階級の白人」(今、NHKの番組では”低学歴の白人層”と言う表現をしていました。これもある意味ちょっとびっくり)だけであれば、ここまで心配しないのですが、心配なのは、あちらこちらの大学や学校で起こっている差別行動、ヘイトクライムです。もちろん、昔から大学にも差別する人はいました。いまたしけど、身に危険を感じるような事はありませんでした。

「いや、トランプが言ってるのは、対不法移民だから。」

と言う意見もありますが、そう言った行動に出る人たちは誰が誰なんて気にしてない、気にならないんです。その様な人たちが「大統領のお墨付き」をもらって大手を振って差別行動に出てもいい、って思っている事が怖いのです。それが大学にも存在する、決して「労働者階級の白人」でも「低学歴の白人層」でもない人たちが集まる所で起こっている。

アジア人がアメリカに行って嫌な思いをしたりするのは仕方がない事です。差別する人はどこにでもいますから。
嫌な思いだけではなく、危険な目に合うんじゃないか?それが今本当に心配です。


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# by singaporemerengue | 2016-11-16 00:12 | 学校生活(High School) | Comments(0)


シンガポールではお馴染みの料理、サテ。
最近は日本でもシンガポール料理が人気で、チキンライスのウィーナムキーが東京に出店したり、原宿にはラクサ屋さんがあったりしますが、サテはなかなか日本ではお目にかかれないと思います。

ビデオを見ていると、「うまいもん甲子園事務局」と言うブースが隣にあるので、日本の料理自慢の高校生と一緒にシンガポールの名物のサティで参戦ですね!あっという間に売り切れになってしまったそうです。サティはチキンライスと同じくらい日本人の口にも合うシンガポールのローカルフードなので、きっと参加した子供達の大きな自信に繋がったののではないか、と思ったりします。

このNorthlight Schoolと言うのは、シンガポールではその先が決まってしまうと言われている、PSLE(Primary School Leaving Examination)の合格点に達さななかった子供達が行く Vocational school、職業訓練校、みたいな学校なんだそうです。

まったく余計なお世話なんですが、常々PSLEでFailしちゃった子供達ってどうなっちゃうんだろう?と疑問に思っていたのですが、さすがシンガポールの教育システムにぬかりはない、と言う感じでしょうか?



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# by singaporemerengue | 2016-11-14 19:32 | Daily Life | Comments(0)
ランチメニューと言うのは、お得なものが多いのですが、週末など家族で外食する時には「平日限定」と言う場合が多く、ちょっと子供達に罪悪感なんて感じる事がたまにあるのですが。(夫は接待などで私なんかはランチでも行けないようなお店に行くので、罪悪感あまりなし)

週末オーチャードへ買い物へ出た時に立ち寄ってみたJapan Food Townで、週末も平日同様のランチメニューを提供されているのを発見!子供と一緒にお寿司ランチを楽しんで来ました。

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週末に平日と同じランチメニューを見つけると、なんだか嬉しい。

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満腹握り寿司
これが上寿司になると「とびっこ」が「いくら」になるんですが、お値段的には仕方がないのかも。

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こちらは江戸前寿司
やはり「とびっこ」。二つあるのは、子供がくれた「とびっこ」。
どうも、あまり好きじゃないみたいです。

こちらのお寿司、江戸前と銘打っての通り、ご飯が少なめです。
週末、このお値段でこれだけのレベルのお寿司がいただけるのは嬉しいですね。茶碗蒸しも付いています。


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# by singaporemerengue | 2016-09-26 18:42 | Daily Life | Comments(0)