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シンガポールのインターナショナルスクール事情、来た時は、小学生&中学生だった子供達も大学生と高校生になってしまったシンガポール在住ウン年目の駐在生活のなんだかんだをぽちぽち書いています。


by singaporemerengue
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学校は安全なのか?Jakarta International Schoolの事件から

「学校は安心な場所」と言う前提を根本から覆してしまうこの事件を最初に知ってから1週間程経ちます。ショックがあまりに大きくて書く事が出来ないうち時間が経ち、その後追い討ちをかける様なニュースを耳にして、何をどう書けばよいのかわからなくなってしまっています。

Jakarta International School(JIS)で6歳の男の子が学校のトイレで清掃員の男達に暴行を受けたと言う事件。詳細は、
バリ島ニュース(日本語)
The Sydney Morning Herald(英語)

この事件だけでも充分吐き気をもよおす事件です。しかし日が経つに連れて被害者はこの男の子だけではなく他にもいて今警察が調べていると言う状況。言葉を失くします。

記事はこちら(英語)

「なぜキンダー(幼稚園年長)の子供を授業中1人でトイレに行かせたのか?」

とにかく私にはこれがとても信じられない事でした。アメリカの学校では一般的にこの学齢の子供達は1人で行動する事はありません。アシスタントの先生が必ず付いて行きます。と言うか、うちの子供達が通っていた学校では付いて行っていました。その為の「Teacher's aid」だったと認識していました。

子供から決して目を離さない、と言うのが学校(特に幼稚園や低学年)では当たり前だと思っていました。

しかしこの事をお友達と話していると、「いや、うちの子がキンダーの時は1人でトイレに行っていたよ(シンガポールのインター)。」と言う意見もあり非常に驚きました。Standardが各学校によって違うと言う事を(当たり前と言えば当たり前な事なのですが)改めて認識しました。

自分の子供が通っている学校のStandardはどうなのか?

これを一度保護者として学校に確認する必要があると強く思いました。

うちの子供達は2つの違うインターナショナルスクールに通っていますが、この事件が公けになった先週末、下の子が通う学校はニュースレターでこの事件に触れ、学校側の生徒の安全に関するポリシーや状況を保護者に伝えて来ましたが、上の子の学校からは何の連絡もありませんでした。私としてはこれだけでも学校の姿勢を見る様な気がしました。

そして、追い討ちをかけるように今度は、

FBIが1972年から9カ国のインターナショナルスクールで教えていた、William James Vahey, 64を国際的な性的幼児虐待者の疑いで公共からの情報を収集している。

と言うニュース。

英語のニュースサイト
FBIのサイト

本人は今年3月に居住先のロンドンで自殺したのですが、USBから90枚に渡る12歳から14歳と思われる男子の性的写真が押収され、それが2008年までのものしかないのでそれ以降も犯罪を続けていた可能性がある、と言う事です。

そしてこの写真は学校行事としての旅行の最中、子供達に睡眠薬を飲ませ昏睡状態にさせてから性的いたずらを繰り返していたと言う信じられない犯罪です。

日本でも学校の先生の盗撮など、こう言った事件が起こる度にどうにかならないのか?と怒りを覚えますがこの容疑者の場合は、

1970年、アメリカ、カルフォルニア州でスイミングコーチをしていた時に子供への性的虐待事件を起こし、性的犯罪者として登録されていた。

と言うところが大きな問題です。性犯罪者としてアメリカで登録されていた犯罪者が何故たった2年後の1972年から海外のインターナショナルスクールで働けたのか?アメリカ国内であれば記録があるので絶対に教職にはつけないけれど、海外インターナショナルスクールでは可能であったのでしょう。

そして、この容疑者はJakarta International Schoolで1992年から2002年まで教えていたと言う事も発覚。

40年前の1970年代であればひょっとしたら先生のバッググラウンド・チェックもおざなりだったのかも知れませんが、この容疑者は2014年3月まで各国のインターナショナルスクールを点々として教えていたのです。記録があるのに学校が雇っていた言うのが恐ろしいです。

インターナショナルスクールが先生を雇用する時に学校独自でバックグラウンド・チェックをするのかどうかはわかりません。ビザ取得時に犯罪証明書を提出しなければならない国は多いはずです。しかし「国」に頼ると言う事は非常に失礼ではありますが、「国」によっては信頼出来ない国もあるわけです。

この2つの事件を受けてどの学校でも改めて学校の安全面や先生の犯罪歴調査などの方法を強化する様に考えていると思います。いや、そう願います。

保護者として学校や先生を信頼出来ないと言うのは非常に情けない事です。情けない事ですが、子供を守る為には一歩踏み出して学校に聞いてみないとならないのでは?と思います。誰もが「モンスターペアレンツ」とは思われたくはないですし、うちの子供も実際に「ちょっとそんな事学校に聞くのは止めてよ。」と言います、Teenagerですから。

しかし今回の2つの事件から幼稚園の子供でも中学生の子供でも学校がしっかりと子供の安全を守ってくれているのかどうか確認するのは必要だと思います。

そして、こんな事件が2度と起こらないようにして欲しい。これ以外にありません。
Commented by mimi at 2014-05-07 09:36 x
在米時の現地校、現在のインターともに、キンダーまでのクラスには、それぞれ隣にトイレが併設されている学校でした。単にまだ補助が必要な年齢で先生やTAがすぐに対応できるためだと思っていましたが、このような事件を聞くと性犯罪を防ぐ意味合いもあるのだな、と痛感してます。インドでも同じように学校の校長による少女への暴行事件が後を絶たないし、残念だけど、学校が安全だという意識はなくした方がいいのかもしれないですね。学校側もしっかり対応してほしいところです。
Commented by 蘭子 at 2014-05-08 11:41 x
mimiさま、
そういえばうちの子が通った所もPre-Kまでは2つの教室で1つのトイレを共有する形で教室の外に出なくてもトイレに行ける様になっていました。考えてみると犯罪防止の意味もあったのかも知れませんね。私もちびちゃん達には手がかかるから、と思っていました。
日本でも先生の変な犯罪は後を絶たないし、普通に一生懸命教えてくださっている先生方にも非常に迷惑な話ですよね。
たぶんこの一連の事件で学校側も見直ししていると思います。
Commented by at 2014-10-21 23:07 x
初めてコメント差し上げます。
このWillium氏、友人の息子さんの学校の先生だったそうです!彼女は相当なショックを受けていました。ご自宅に呼ばれたこともあったそうなのですが、彼がインターナショナルスクールで働けた理由はずばり、奥さんがPrincipalだったから!だそうです。奥さんの勤務先で一緒に働いて、こういうことを繰り返していたようです。
我が家は今まで5つのインターナショナルスクールに通わせましたが、先生の採用基準に不明瞭さを感じることは多々ありました。教員免許がなくても教師になっている人も多いです。知り合いつながりで雇っているケースが多いですね。
子供には、自分の身を守れるよう、よく指導しようと思いを新たにしました。
Commented by singaporemerengue at 2014-10-27 09:23
花様、
はじめまして。コメントありがとうございます。お返事遅くなってしまってすみません。
お子さんが実際教えてもらった先生だったなんて、これは本当にショックだと思います。このWillium氏の場合は卒業した生徒が後から告発したんですものね。
奥さんはPrincipalだったんですか!なんだかなぁ、って感じですよね。実際、インターの先生の雇用ってDepentの数も考慮されるらしくて、ご夫婦揃って同じ学校で採用って本当に多いですよね。うちも数えてみたらインター5校経験してます。そして、インターの先生の採用に関しては???な部分が多いと言うのは、そう思います。
良い先生ももちろんたくさん経験していますが、中にはバックパッカーの長期滞在版みたいな先生もいらっしゃるし...。
by singaporemerengue | 2014-04-28 21:53 | International School | Comments(4)