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シンガポールのインターナショナルスクール事情、来た時は、小学生&中学生だった子供達も高校生になってしまったシンガポール在住ウン年目の駐在生活のなんだかんだをぽちぽち書いています。


by singaporemerengue
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アメリカの大学に進学させる不安・トランプ当選後のアメリカ

大方の予想を裏切って大統領選挙に勝利したトランプ氏。

アメリカ各地で反対デモが起こり、暴徒化した人達も出て来てカオスな様子をテレビが伝えています。トルコに至ってはトルコ、アメリカ渡航者への注意喚起も出しています。「渡航注意」を出される先進国って、いったいどこが先進国なの?と思ってしまうほどの状況の今のアメリカ。

NYC市長がこんな事まで言ってしまう状況。

アメリカに縁もゆかりも無ければ、「しばらく旅行に行くのはやめておこ~」くらいで済みますが、アメリカへの大学進学を考えている我が家はそうもいかず、人種差別のニュースを見るたびに、母親としては心配が募ります。もちろん、当の本人は気にする様子もあまりなく、

「学校ではジョークで、カナダへも願書ださないと!とか言ってるけどね。」

くらいの反応です。

この大統領選挙のずいぶん前に、子供達とアメリカの大学に行く事、アメリカに住む事について話をした事がありました。

ここのインターナショナルスクールにいると、たくさんの人種いろいろな宗教・習慣が存在する事は意識しないでも、自然に習得します。そして、それぞれを尊重するのが自然の流れになっています。他民族・他宗教国家のシンガポールに住んでいる事も大きい意味を持っていると思います。

でも、それは実はかなり特別な事であって、これがアメリカの大学に行ったら様子は全く違うから、人種差別もされるかも知れないし、嫌な思いもするかも知れないし、どこにでもそう言う人たちはいるから人を良く見て「君子、危きに近づかず」だよ、と。

私が初めてアメリカで暮らしたのは80年代。
渡米する前に、

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今、考えるとずいぶん偏ってはいたとは思いますが、こんな本を読んで行ったので、「まず最初に差別ありき」と思っていました。でも、最近のアメリカは「ポリティカリー・コレクト」にがんじがらめになって、表面には出ていなかったので、アメリカ生まれとは言え、小さい頃にアメリカを出てからは年に数回アメリカで休みを過ごすくらいのうちの子供達には、あまり理解出来ない事だと思います。

今回、この「ポリティカリー・コレクト」と言う見えない糸がブチ切れて差別行動に出る人たちが暴れてる、と言うのが私のイメージです。

しかし、これもニュースでよく表現される「労働者階級の白人」(今、NHKの番組では”低学歴の白人層”と言う表現をしていました。これもある意味ちょっとびっくり)だけであれば、ここまで心配しないのですが、心配なのは、あちらこちらの大学や学校で起こっている差別行動、ヘイトクライムです。もちろん、昔から大学にも差別する人はいました。いまたしけど、身に危険を感じるような事はありませんでした。

「いや、トランプが言ってるのは、対不法移民だから。」

と言う意見もありますが、そう言った行動に出る人たちは誰が誰なんて気にしてない、気にならないんです。その様な人たちが「大統領のお墨付き」をもらって大手を振って差別行動に出てもいい、って思っている事が怖いのです。それが大学にも存在する、決して「労働者階級の白人」でも「低学歴の白人層」でもない人たちが集まる所で起こっている。

アジア人がアメリカに行って嫌な思いをしたりするのは仕方がない事です。差別する人はどこにでもいますから。
嫌な思いだけではなく、危険な目に合うんじゃないか?それが今本当に心配です。


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by singaporemerengue | 2016-11-16 00:12 | 学校生活(High School)