Early DecisionやEarly Actionで出したアメリカの大学や、日本の大学の9月入学などの結果がいろいろ出てきています。
3月末までにはアメリカのRegular Actionの結果も出ます。子供達の間ではすでにFBなどで
「OX大学にAcceptされた!」
「OX大学にOfferされた!」
などと知らせ合ったりもしているそうです。
5月に本番の試験があるIBDPでの受験の場合、前年の9月頃から始まるアメリカの大学や日本の9月入学、イギリスの大学では「Predicted Score」と言われる”見込み点”で出願します。
イギリスの大学は専攻により、IBDPの履修科目も細かい指定があり尚且つ点数も「Final Scoreで6以上」など、キッチリした基準があります。なので、この時期に受け取る結果は、
Accepted
ではなく
Offer
と言う形になります。
その点、アメリカの大学はPredicted Scoreで出願しても、
Congratulation! You are IN!
おめでとうございます!合格です!
と、合格の明るいお知らせが来ます。
アメリカの大学はほとんどの大学出願にSATまたACTの点数も必要なので、IBDPのFinal ScoreがPredicted Scoreよりも下がっても合格は取り消しにならないと言われていますが、現実的にはそれも2点まで、と聞いた事があります。
アイビーリーグの有名大学に合格していたのに、Final Scoreが5点落ちてしまって合格を取り消された、と言う話も聞いた事があります。
しかし、これはIBDPでの受験だけが対象ではなく、現地校のSATやACTで受験する生徒もG12のFinal Reportも提出しないとならないので、その点数がひどく下がった場合も合格が取り消しになる事もあります。
なので、アメリカの大学と言えども5月の本番の試験まで気を抜いてはいけないのです。でも、アメリカの大学に合格をもらうと気が緩むのか、本番に向かって手を抜いたりする子もいます(うちの子供だ
)。
日本の秋入学の結果もボチボチ出ています。
IBDP Predicted Scoreで出願した場合、
「合格です~
」
と言うお知らせが来ますが、下の方に但し書きで
「IBDP Predicted Scoreで受験の方は、Conditionalでの合格です。Final ScoreでOX以下の場合は合格取り消しとなります。」
と書いてある大学もあれば、Unconditionalで合格(IBDPが取れれば点数関係無し)で合格の大学もあります。
Diplomaが取れなかった場合は、もちろん合格は取り消しになります
。
イギリスの大学のように厳しいConditionalではありませんが、最低の点数も表示されているので、日本の大学への秋入学も大学によっては、これまた5月の最終試験まで気を抜けません。
シンガポールもコロナウィルス感染者増えているので、受験生を持つ家庭は気が気じゃないのですが(日本はまさに真最中なので、もっと大変だと思います)、どうにか終息して5月のIBDPの試験は無事に受けられるように、と願っています。
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